海外の動向と来週の展望:日経平均も9月の高値を上抜ければ、17,600円に迫る可能性に期待
NYダウ 18,240.49 (-28.01)
NASDAQ 5,292.40 (-14.44)
S&P500 2,153.74 (-7.03)
日経平均先物 16,790.00 (-100.00)
WIT原油先物 49.55 (-0.63)
2016年10月08日 05:59現在
為替(ドル/円)102.90-102.93 (0.00)
2016年10月08日 08:00現在
為替(ユーロ/円)115.26-115.34 (+0.02)
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◇海外の動向
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7日の米国株式市場は小幅ながら続落。
NYダウは28ドル01セント安の18,240ドル45セントで取引き
終了。
9月の雇用統計は、非製造農業部門雇用者数が15万人を超える
予想を下回る内容となり、年内の利上げ観測の可能性は残った
見方から売りがやや優勢だった。
フィッシャーFRB副議長が講演で「失業率は自然失業率の水準
に非常に近い」との発言。
またクリーブランド連銀総裁も雇用統計の内容について、肯定
的な発言を行ったことから利上げ観測の拡大を嫌気し下落。
引けにかけて下げ幅を縮小した。
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◇来週の株式相場見通し
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今週の東京市場で株式相場は16,860円09銭で取引を終了した。
ドイツ銀行の経営懸念がやや後退したし、FRB(米連邦準備理事会)
による年内利上げ観測の高まりから、ドル高円安が進み、輸出関連
株や金融株を中心に堅調な相場となった。
大隅良典氏のノーベル医学生理学賞の受賞でバイオ関連、人工知能
関連、コンテンツ関連やIPOなど、来週(11日~14日)も今週同様、
東京市場は堅調な推移を予想。
円安が進み、原油高基調が支援材料として意識される。
17,000円超えを目指した相場を意識したいが、東証1部の売買代金
が低迷し、必ずしも大幅な上昇は難しいかも知れない。
日経平均も9月の高値を上抜ければ、半年前に付けた17,600円に迫る可能性に期待したい。
予想レンジは16,600円~17,600円。
■海外のイベントスケジュール
10月9日(土) 第2回米大統領候補テレビ討論会
10月10日(月) ユーロ圏財務相会合
ノーベル経済学賞発表
休場:カナダ、香港、台湾
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